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暮らしに寄り添う、aisuの家のキッチンづくり

暮らし方
暮らしに寄り添う、aisuの家のキッチンづくり

「毎日立つ場所だからこそ、心地よさにはこだわりたい」。暮らしのリズムや家族のかたちに合わせて、自分たちらしいキッチンを探す時間もまた、家づくりの楽しみのひとつです。今回のコラムでは、そんなキッチンづくりの裏側をご紹介しますね。

aisuの家では、システムキッチンか造作キッチンのどちらかを選ぶことができ、「aisuの町角」にあるA区画の家づくりでは、造作キッチンを採用しました。

造作キッチンは、まず大工さんによる下地づくりからスタート。収納の寸法や配置、配管の位置など、現場で細かく確認しながら、キッチンの骨格が丁寧に組み立てられていきます。

そして、いよいよステンレス天板の取り付け作業がはじまります。

納品されたのは、シンク一体型のステンレス天板。大工さんがつくった下地の上に天板がしっかりと固定されます。作業スペースもシンクもゆとりのあるサイズで、キッチンに立つ場面が自然と浮かんで、「これは気持ちよく使えそう」と思わず感じる仕上がりでした。

キッチン前の壁は白いタイル仕上げ。LDKがコンパクトな設計のため、キッチンは壁付けレイアウトに。冷蔵庫や収納も横に並べ、動線がすっきり整うよう工夫しています。さらに、キッチン横には大きな窓を設け、外のウッドデッキへと自然につながる設計に。このデッキは、リビングの延長ではなく、外で食事を楽しむための“外ダイニング”として計画しました。

完成したキッチン空間を眺めながら「このデッキのそばに落葉樹があったら、季節の変化も楽しめそう」。そんな暮らしのイメージがふくらむ、aisuの家の造作キッチンです。