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コラム
毎日の料理を快適にするレンジフード。aisuの家のこだわりキッチン

料理をするときに欠かせない存在が、キッチンの換気扇。毎日の台所仕事を静かに支えてくれます。一般的には「レンジフード」と呼ばれ、コンロの上に取り付けられた換気用の覆いを指します。形や種類によって、使い心地は大きく変わるのが特徴です。

aisuの家では、日々の手入れのしやすさを大切にし、フラット型のレンジフードを選んでいます。整流板付きで吸気効率が高く、表面はフラットで掃除も簡単。屋外に排気するダクト式なので、家の気密性を保ちながら空気の流れを整えてくれるのもポイントです。
レンジフードには、このほかにもさまざまなタイプがあります。昔ながらのブーツ型は集煙力が高いものの掃除に手間がかかり、アイランド型はオープンキッチンに映えるデザイン性が魅力。壁に直接取り付けるプロペラファン式は、低い位置に設置できるため扱いやすく、排気力や掃除のしやすさでも選ばれています。

aisuの家を手がける入政建築では、ガスコンロをよく使うご家庭や背の高い方に配慮し、プロペラファン式を提案することもあります。低い位置に設置できるため頭にぶつかりにくく、排気力が高く掃除もしやすいのが魅力です。タイル仕上げのキッチンとも相性がよく、扱いやすさで選ばれることもあります。
ただし、外気と直接つながるため家全体の気密性は下がります。断熱・気密を設計の基本に据えるaisuの家では、その点が課題となります。
aisuの家が大切にしているのは、性能と暮らしやすさのバランスです。レンジフードひとつをとっても、掃除のしやすさや空間の圧迫感のなさ、気密性への配慮といった小さな工夫が、日々の心地よさにつながります。
家族が集まるキッチンだからこそ、設計の段階で暮らし方や使う道具に合わせて最適なレンジフードを選ぶことが大切です。その選択にも、aisuの家の考え方が息づいています。