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コラム
aisuの家「ちょうどいい」2階空間の工夫

― A区画モデルハウスより
「aisuの町角」で静かにかたちを整えてきたA区画のaisuの家は、2025年3月から7月まで、モデルハウスとして期間限定で公開されています。今回は、このA区画のaisuの家ならではの特徴をご紹介します。
aisuの家が大切にしているのは、「ちょうどいい」大きさ。大きすぎず、小さすぎず、家族3~4人がゆったりと心地よく暮らせるサイズ感を、基本のかたちとして設計しています。とはいえ、その基本にしばられることはありません。住まい手のライフスタイルやご要望に合わせて、建築士が一邸ごとにプランを練り上げます。
たとえば土間リビングや和室、ゲストルームといった空間を加えるときは、1階の面積を少し広げて対応することもできます。限られた広さの中でも、aisuの家は伸びやかな暮らしをつくり出す工夫を詰め込んでいます。
その工夫は、2階にも随所に現れています。たとえば、階段を上がった先に設けた東側の大きな木製窓。

視線が外へと抜け、空の広がりを感じられるつくりです。この開口部からは自然光が1階へも降り注ぎ、家全体をやわらかく明るい空間に包みこみます。

東西に抜ける階段室は、空気も視界もすっと通り、室内のコンパクトさを感じさせません。

また、2階の天井にはあえて仕上げ材を張らず、構造そのものを見せる設計としています。

高さのある勾配天井が空間に広がりを与え、ロフトとつながることで、限られた面積でも豊かな体積を感じる居室になりました。

寝室やフリースペースも、省スペースながら閉塞感のない、のびやかな印象に仕上がっています。

ワンルーム的な構成でありながら、家族一人ひとりに「自分の居場所」が感じられる家。
今回は施工中の写真でお届けしましたが、仕上げが整うと、空間の質感や光の表情はまたひと味ちがって見えてくるはずです。A区画のaisuの家は、2025年7月20日(日)までの期間限定公開です。aisuの家の「ちょうどいい」心地よさを、ぜひその目で、肌で感じてみてください。