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aisuの家が大切にする「外壁」デザインのルール

暮らし方
aisuの家が大切にする「外壁」デザインのルール

外壁は、家の印象を大きく左右する家の「顔」のようなもの。道ゆく人が最初に目にするのも、住む人が毎日見上げるのも外壁です。だからこそ、aisuの家づくりにおいて、外壁のデザインで大切にしているルールがあります。

もちろん、前回の屋根デザインのルールでもお話したように、家づくりに「絶対の正解」があるわけではありません。けれど、「何を選ぶか」よりも「なぜそれを選ぶのか」を大切にしていくと、家の印象はぐっと整って見えてきます。

今回は、aisuの家づくりにおける「外壁」のデザインルールについてご紹介します。

どんなにバランスのよい屋根や窓があっても、外壁がちぐはぐだと、家全体の佇まいがぼやけてしまいます。だからこそ、aisuの家では、外壁にも「ちょうどよさ」を大切にしたルールがあります。そのひとつが、「ツートン仕上げ」。

aisuの家では、外壁の上部にガルバリウム小波板張り、下部にいりまさオリジナルの左官仕上げを組み合わせています。

さらに1階と2階で素材を分けるのではなく、1階の窓の上を境に外壁材を切り替えるのがポイントです。そうすることで線が増えずスッキリとした印象に。

建物の重心が視覚的にも下がることで、どっしりと落ち着いた佇まいに仕上がります。見た目の美しさはもちろん、性能面でも理にかなった設計です。軽量なガルバリウム鋼板を上部に、重量のある左官仕上げを下部に用いることで、構造全体の重心が下がり、耐震性の向上にもつながります。

こちらの施工事例のように、1階部分が張り出しているところには、いりまさオリジナルの左官仕上げを使用。2階がある部分の外壁は、ツートンに。1階のボリュームが外に出ているときほど、左官の重みが活きてきます。この外壁ルールを守ることで、aisuの家は、シンプルだけど、飽きのこないデザインに仕上がります。

「これがいいよね。」そんなふうに思っていただける、さりげないけれど芯のある佇まいを、これからも大切にしていきたいと思っています。