column
コラム
aisuの家と考える、ひろびろリビングへの新しい視点
家族が自然と集まるリビング。今日あったことを話したり、好きな音楽を流したり、ただ同じ空気の中でくつろいだり。そんな時間が少し広がるだけで、暮らしは驚くほど豊かになります。
aisuの家では、限られた面積の中でも、リビングをできるだけ伸びやかに感じられるような工夫もしています。そのひとつが、間取りの組み方です。床面積を増やすだけではなく、空間の使い方次第で1階の印象が大きく変わります。
今回ご紹介するaisuの家では、基本形のままLDKにゆとりをもたせるために、お風呂と洗面を2階にあげる設計を取り入れています。

たとえば1階面積が42㎡のとき、お風呂と洗面を1階に置くとLDKはおよそ14畳ほどになります。けれど、それらを2階に移すだけで、1階には4~5畳ほどの余白が生まれます。大きめのソファを置いても圧迫感がなく、食事のあとも家族が思い思いに過ごせる広さです。

さらにお風呂が2階にあることで、数字以上の心地よさも生まれます。お風呂に入ってからすぐ眠りにつける動線は、暮らしにやさしいリズムをつくります。
来客がある日も、1階には日常の気配をあまり残さずに過ごせるので、家族のプライバシーを保ちやすくなります。

もちろん、2階へと上がる階段の位置や高さの工夫も大切です。1階と2階を自然につなげながら、日々の動きをできるだけ心地よく整えていきます。このような小さな工夫でも、暮らしは大きく変わるものです。お風呂を2階に。その一歩を踏み出すだけで、1階のリビングは驚くほど伸びやかになります。
家づくりには、さまざまな選択肢があり、そこに目を向けることで、毎日の風景は少し変わります。「こんな考え方もあるんだ」と感じていただけたら嬉しいです。暮らし方の幅がほんの少し広がる、そんなきっかけになりますように。